スキル向上 僧編 | 戦国徒然記~信長の野望Online~

スキル向上 僧編

何かと誘われにくい僧ですが、行動次第ではなくてはならない存在になります。

この「行動」を研究している僧が少ないために誘われにくいのではないか、と勘繰ってしまうほど、僧の持つポテンシャルは高い、と考えていいと思っています。

TPOにあわせた行動を取ることと、10枠しかないスロットに何を入れるか、で、僧は輝きもしますし、曇りもします。

ここでは僧の行動について考察します。


■ 経験狩り (雑魚狩り) 編

●仏門

行き先により開幕の行動が大きく変わります。

死霊系の敵が多い場合は破魔光からいくと殲滅が早くなりますが、破魔光・参では全気合を使ってしまうために次のターンの行動が出来なくなります。このため破魔光にいくのなら弐で決まりでしょう。

ただし盾鍛冶の能力が低そうで尚且つ回復が自分一人の場合は、鍛冶屋さんへ冥護結界から入るように変更することも大切です。

回復が自分一人ならば、敵の数が少なければ(4体以下)破魔光から、そうでなければ冥護から、と、開幕の技を変更するといいでしょう。

破魔光がいらない狩場(蜃気楼や忍者砦など)ならば、開幕で冥護を盾役(鍛冶屋さん優先)に入れた後は、敵の看破に合わせて鍛冶屋さんと盾侍さんへ英明にいくか、単体回復にいくか、全体回復にいくか、神職と相談しながら行動します。

開眼が残っていれば回復に行ってもいいでしょうが、看破されている場合は詠唱をもらってから、となるでしょうから、神職が詠唱に行っている間に英明を鍛冶屋さんへ入れることも大切です。

僧の基本技能には極楽浄土がありますが、これを死にそうだからと鍛冶屋さんにかけることは避けるべきです(確実に鍛冶屋さんの死が見えている場合はいったほうがいいですが)。何故なら極楽浄土は一定時間敵から狙われなくなってしまう技能でもあるため、鍛冶を狙わなくなった敵は生命の低いプレイヤーや、ヘイトの上がっているプレイヤーに対して攻撃をしてくるからです。

薬師が徒党にいる場合は、単体回復は特に生命の減っているプレイヤーにかけるにとどめ、攻撃役として破魔光や紅蓮に行ってもいいですし、全体回復を多用して旗となっているであろう薬師からヘイトを奪うことも出来ます。これは雑魚狩りでもボス戦でも共通する事項でしょう。

また呪詛系を多くしてくる雑魚がいる場所では、2~3ターンに一度、後光を入れると非常に安定します。


●密教

開幕で法輪系の術にいった場合、回復が自分だけであれば蘇生のない仏門以外の特化では回復に専念し、様子をみて攻撃術に移る、というほうがいいでしょう。

密教や僧兵のみが回復役、というケースは、経験狩りでは十分に有り得ることなので、自分が回復主体なのか攻撃主体なのかを十分に見極めることが大切です。密教なんだから、と徹頭徹尾術攻撃、では、仏門や薬師を誘うほうが安心できるからです。

また、回復に専念する場合でも、阿鼻地獄や破界などでのサポートや、場合によっては孔雀明王法も可能な限りするといいでしょう。

密教=法輪、という単純な図式ではなく、狩場にあわせた技能の使い方が大切、ということは僧の基本的な立ち回り方でしょう。


●僧兵

基本的に僧兵さんを狩りに誘う場合は、期待するのはその攻撃能力です。

僧兵連撃や十二天護法撃でのそれなりのダメージに期待し、場合によっては回復しつつ殴りも、という場面も出てくることでしょう(僧兵さんだけが回復だった、という超効率物理攻撃徒党での狩りも十分可能性としてあるからです)。

僧兵連撃は最低ダメージ保障がある便利な技能ですので、行き先によっては悪霊退散から繋げての攻撃も有効でしょう。

また侍が1名(たいていは盾侍であることが多いはず)の場合は積極的に禅を入れて侍の負担を軽くすることも必要です。

あとは英明などを入れることが出来れば、僧としてもアタッカーとしても十分以上の働きが出来るものと思われます。

少々敵の攻撃が激しい狩場の場合は、開幕盾役の鍛冶屋へと因果応報をかけておくのもいいかもしれません。

また僧は器用が低いので攻撃が当たりにくいということも十分あります。反撃封じは必須と言えるでしょう。



■ ボス戦 編

●仏門

基本的には開幕は冥護結界か後光でしょう。

ボスによっては最初から最後まで後光を切らさずにいたほうがいい敵もいますので、回復の度合いを薬師さんの行動をみて決めてもいいかと思います(救護や治療で完全には盾役の生命を回復できない場合の補助など)。

また回復が仏門のみでボスに挑むということはまずないので、薬師が必ずいるはずです。旗頭の薬師が全体治療や蘇生などの乱発によってヘイトを上げてしまうと一撃で旗折れ、なんてことも十分にありますので、神職や陰陽師のヘイトの様子も気にしながら全体回復をして自分のヘイトを上げて、ヘイトを上げやすい職(僧、薬師、神職、陰陽師)同士でヘイトが拮抗するように調整すると、拮抗したヘイトならば自然と盾役の守護が発動して徒党を守ってくれるので、安心です。

自分だけがヘイトを引いてしまった場合は即死の可能性が高まるので、散る間際に大往生または全体回復を入力し、運が良ければ自分以外は回復、ということも可能です(かなりスキルがいる行動ですが)。

ボスでの僧の行動は、特化問わずに「回復」「英明」「サポート」に尽きます。攻撃が入ってないのは、僧に攻撃力を期待して誘うことはボス戦ではまずないからです(攻撃に期待するのなら、逆に僧は入れないでしょう)。

仏門にはサポート技能の「後光」がありますので、次の敵の行動を予測して、また味方の行動を予測して、後光にいくか英明にいくか冥護結界にいくか回復にいくかを決めます。

スロットに余りがあるのならば、生命吸収を入れておくといいでしょう。


●密教

密教僧がボスに誘われる場合というのは、大抵が孔雀明王法を持つためであるからです。

このため、敵の術準備バーが見えたら孔雀にいく、というのが基本行動でしょう。敵に詠唱の白▲が付いている場合はいつ術がくるか判らないので、切らさないことが大切です。

このため、仏門のようにヘイトを取って死んでしまうことが許されない場面も多く、僧が守るべきは旗頭のみ、ということになります。場合によっては阿鼻地獄にいってもいいのかもしれませんが、基本的に阿鼻地獄にいくのならば詠唱もらって回復サポートをするか、孔雀を切らさないように待機するかのどちらかになるでしょう。

術があまり来ないボスの場合でも、開幕近辺では、霧散や看破対策として英明を鍛冶屋さんに入れることや、極みが2枚乗らない状態の鍛冶屋さんが大ダメージを受けてしまったのを回復にいくことが大切です。

ボス戦で開幕、阿鼻地獄、法輪系の術、破界などにいく密教僧は、非常に徒党を不安定にさせてしまいます。逆に、開幕で準備ありでもいいので盾へ回復にいったりとか、英明にいったりするほうが、余程安定するでしょう。

ボス戦でも開幕いきなり敵が術を使ってくることもありますので、孔雀から入ってもいいかもしれませんが、これは敵のバーをみて判断するしかないでしょう(味方のバーの中に敵の4秒バーが混ざっている場合、術準備か詠唱・極であることがほとんどなため、開幕のバーを見て行動を決めてもいいでしょう)。

スロットに余裕があれば生命吸収をいれ、気合吸収が入っていない物理アタッカーに隙を見て配布することも有効でしょう。


●僧兵

僧兵の場合はボス戦では殴りにいく姿はほとんどないと言ってもいいでしょう。

基本的には回復サポートで、英明配布も仕事になります。

ダメージ軽減のために因果応報を開幕で盾役に配布することも重要ですが、冥護結界と違って心頭滅却とは共存できないので、盾鍛冶屋のみにとどめておくべきです。

使う技能としては、英明、菩薩の光明、回復、全体回復、全体解呪、因果応報、大喝がメインとなるはずです。

魂砕撃で蘇生付加の状態にして敵をしとめることが出来ればボス戦がかなり楽になることが予測されますが、殴り技能を入れておくスロットが苦しい上に、腕力装備でボス戦に挑む事は(使う技能を見れば)気合切れを起こすことが簡単に予測できるので、まず無い、と言ってもいいでしょう。

普段の狩りは腕力装備でも、ボス戦用にと生命知力装備を整えておくことも大切です。



総括。

僧は、仏門はどんな狩場でも基本的には行動は変わりませんが、それ以外の特化では大きく変わります。

ボスは生命・気合・知力の装備で挑むことが前提となりますので、僧兵さんであれば2種類の装備を保管しておかなくてはなりません。

また、攻撃一辺倒、回復一辺倒では、僧のよさが完全に死んでしまいます。

英明を他人にかけることができるのは、神職と僧だけです。生命回復が出来るのは薬師、神職、僧です。生命吸収に至っては、僧しかその技能を持っていません。

こうした事を踏まえると、僧というのは、狩場、徒党員の装備とスキルと行動、徒党構成によって、大きく実装を変更することが必須、と言えると思います。

雑魚狩りはこの実装、と決めている実装セットが誰にもあるでしょうが、それに拘らず、必要と思う技能を優先順位を付けて取り替え入れ替えしてみましょう。

手数が多い(やることが多い)職ですが、それだけに徒党への貢献を考えると、技能の入れ替えで回復サポート役として大活躍できるはずです。

また、経験上、大往生入力が必要な場面では、大往生をして自分以外の生命を全回復したとしても、結果的に負けることが多いです。つまりはボス戦でも大往生は外しておく、というのも十分アリだと考えます。

神職の使う英明が韻なのか単体英明なのか、薬師の特化は何なのか、などでも行動が多少変わります。それだけ難しい職ではありますが、星野山の一定階層以下のボスや、根ボスでは、僧が欠かせないことも十分にあります。活躍できる場はあるのですから、誘われないと嘆くのではなく、僧のよさを見直させる!くらいの気概でいることが、僧には必要なのではないか、とも思います。