スキル向上 侍編 | 戦国徒然記~信長の野望Online~

スキル向上 侍編

侍、という職業の仕事について考察してみます。

侍は、陣形という技能を基本技能として持っているため、ほぼ必ず1枠は徒党枠がある職であると言えます。

物理アタック徒党であれば、武芸はもちろん、サブ盾として軍学、武士道の参加も可能。

術アタック徒党であれば、サブ盾&サブアタッカーとして軍学が、サブ盾として武士道が参加可能。

・・・いや武芸が盾してもいいんですけれどねw


さて、そんな侍の行動について考察してみましょう。



■ 経験狩り(雑魚狩り)編


●武芸

いち早く敵を殲滅することが、経験狩りで大切なことです。

早く倒せる=多くの敵を狩ることができる=経験を多く手にすることが出来る、からです。

このため、敵の硬さを覚えておき、開幕は硬い敵(痛い敵)へ鬼神突から入ることも大切です。

しかしながら、経験狩りで気をつけなくてはならないのが「事故死」ですから、鬼神突の乱発はいけません。開幕一回だけに留めるのが基本形です。

あとは四連撃・改でボコボコに殴ることが仕事となりますが、この時は何も考えずに上から殴っているようでは「ぷ芸」扱いされても仕方ありません。

(1) まずは硬くて痛い敵に鬼神突(倒せるのなら四連撃・改等)

(2) 硬くて痛い敵がいなくなったら、回復持ちまたは術持ちの敵

(3) 掃討

となります。

また、掃討状態になると、太刀が減るのがいやなのかなんなのか、手裏剣ばかり投げている武芸もいます。気合がないのなら仕方がありませんが、無駄に戦闘時間を長引かせることが御法度の経験狩りですから、後で与生気を貰うことを前提に連撃で最後まで押しまくるのが基本であると考えます(手裏剣で仕留められるのなら問題はありません)。

また、雑魚狩りでは気合吸収を要求する武芸もいますが、自分の知力か魅力の高い数値のほうに関係する丹を飲んでおけば、四連撃・改ならば気合枯れで殴れなくなることもそうそう少ないと思います(敵の数が減ってきた場合は行動回数が増えるのでこの限りではありませんが)。


●軍学

二刀装備の場合は武芸と同じ行動になります(鬼神はありませんが)。

盾実装で挑む場合は、経験狩りの場合は「火攻め・改」でチマチマ削ることも大切でしょう。

他のアタッカーが少し残した敵の掃討に、火攻め・改や衝烈撃・四などで追い討ちをかけるのがいいでしょう。

あとは事故らないように、それなりの生命・耐久が備わった装備をしていれば盾侍として活躍できるはずです。

黄泉狩り以降になると、軍学盾では厳しくなってはきますので、生半可な装備(生命120程度入魂&知力付与・基本防御の鎧など)では即死です。防御が高めの鎧兜に、しっかりと生命耐久を入れておくべきでしょう。黄泉狩り以降でサブ盾をするのならば、知力装備という考え方は捨てるべきかもしれません。

また弓軍楽、という言葉があるように、弓装備で気合量を確保しつつも援護射撃でピンチをしのぐという行動もアリ。ただしこれは「術止めしません」という意思表示でもあるので、弓装備で狩りにいく場合は、徒党員の構成を考える必要もあります。徒党内に術止めに行ける職(侍、忍者、鉄砲鍛冶)がいる場合は「弓装備なので術お願いします」と伝えることと、弓攻撃でそれなりのダメージを叩き出すことが、最低条件になるでしょう。


●武士道

敵の強さにもよりますが、蜃気楼の塔程度なら反撃実装がいいかもしれません。

開幕で一所・極、つぎに全体看破、が基本形で、敵が詠唱・極などを唱えてこないことがわかっていれば、一所・極で釣り残しを引きつけるか、衝烈撃・四や参連撃などにいってもいいでしょう。もちろん、知王丹&火王丹を飲んでの火攻めもいいでしょう。

黄泉狩り以降になると、反撃実装の意味が薄くなります(避けないため)。このため生命・魅力装備で、しっかりと盾をすることが大切です。下手に生命腕力装備なんかで行くと、一所で釣れない・殴られて死ぬ、というお荷物にも成りかねません。ここは自分の生命や耐久や魅力と相談して、装備を変更することも大切でしょう。

滅却すれば死なないから、という武士道ですが、気合回復の手段(知力または魅力の値を高めておくなど)を講じておかないと、滅却>殴られて気合減少>気合回復少なくて次の滅却に行けない>死亡、という最悪パターンに陥りかねません。滅却は3回で割れる脆い結界であることを踏まえた行動と装備が、武士道の最低条件でしょう。



■ ボス戦


●武芸

全体看破・弐、みね打ち、の実装はほぼ必須と考えていいでしょう(みね打ちを使うか剣風斬を使うかは、敵の気合量と構成によって変わっては来ます)。

大ボス系では、武芸は開幕が全体看破・弐からいくのが望ましいと思います。

忍者は痺れ、盾侍は一所懸命や心頭滅却から入るからです。

敵の痛い一撃を喰らって盾役が死んでしまった場合、またはメインの術止め役の忍者が死んでしまった場合は、攻撃をする前に、徒党員の行動をログで確認し、また敵のバーの中に「術準備」がないかどうか確認しましょう。

盾役や術止め役が蘇生を受けて安定するまでは、武芸はみね打ちや看破に専念するほうが、絶対的に徒党が安定します。

ここで何も考えずに殴るだけの武芸なら、徒党の全滅は近いと言っても過言ではありません。

また徒党が安定している場合であっても、他の術止め役(武士道・軍学・忍者)が行動によっていけない場合が多々あります。例えば滅却直後の武士道は気合が残っておらず行動できないことが多々ありますし、忍者も痺れ切りや沈黙で気合を枯らしていることがあるからです。味方の行動と残り気合量を見たうえで、連撃にいくべきか、みね打ち待機にすべきかを決めることが大切です。

ボスでみねも看破もしない(したがらない)武芸がいたら、苦戦は免れないと思っていいでしょう。

最後に、武芸侍は生命量に気を使わない人が多く見られます。これはボス戦では「殺してくれ」と言っているようなものです。ヘイトが拮抗している場合で盾役の生命が低い場合などは、総生命値の低いキャラクターに攻撃が飛ぶ可能性が高いためです。

普段の狩りでは死なないけれど、ボスになると真っ先に死ぬ、という武芸さんは、まず生命を底上げしましょう。腕力を削ってでも、です。


●軍学

ボスでの軍学の立ち回りは、完全サポートといっていいでしょう。当然盾技能なんか入れたら即死確定です。

このために不動の陣、活殺自在、沈黙、みね打ち、全体看破は必須技能と言えます。

またみね打ちをスカされての反撃死を避けるために、長柄武器の場合は反撃封じを入れるのもいいでしょう。

敵の蘇生役(メインボス以外)と、術攻撃役に、沈黙を切らさない。沈黙が入った状態ならば活殺自在で一体でも多く痺れさせる、ということで、徒党の生存率が格段に上がるはずです。

術止めはみね打ちがメインになります(沈黙術止めは確実性に欠けるため)が、これは他の術止め役との連携も不可欠ですので、無言は御法度です。きちんと自分の行動をコールしていきましょう。

また次に敵が何をしてくるのか予測して、軍師となることも、完全サポート職の役割です。他に慣れた方がいればいいですが、自分でも積極的に敵の行動やアルゴのクセなどを覚えるといいでしょう。


●武士道

開幕は心頭滅却で決まりです。

滅却の後の行動は、メイン盾の鍛冶屋がピンチならば鍛冶屋の釣っている敵を挑発、そうでないのならば一所懸命または痛い敵を挑発、となることが多いでしょう(黄泉の魔犬ならば、2の地獄の番犬あたりなど)。

ボス戦で重要なのは、耐久力ではなく魅力である、と思います。これは生命回復量、気合回復速度に関わってくるものだからです。防御をいくら上げていても、心頭滅却なしの状態では生命4000あっても即死する可能性が非常に高いですし。

このため、滅却と挑発を行なったらしばらく気合が回復するまで行動を待機し、滅却切れを極力避けることが大切です。

3回叩かれると割れてしまう心頭滅却ですから、割れそう(自分が殴られそう)なのを察知して先行入力することが大切です。気合が貯まってきていても殴られてしまえば気合が激減してしまうので再度の滅却にいけません。これを避けるにはまだ滅却が残っていたとしても張りなおしにいくくらいがちょうどいいのです。

心頭滅却の入力後にいくら殴られて気合が減ってしまっても、痺れてさえいなければ次の滅却が張られるので、即死を免れます。気合を多く使う技(みね打ちや看破など)を使わなくしてでも滅却張りなおしの気合は確保することが、武士道にとって大切なことです。このため「術は武士道いるんだからみね打ちいってくれるだろう」なんて考えの武芸や忍者がいたとしたら、「気合なくてみね無理ですから術見お願いします」などと言って、自分は滅却の気合確保を最優先するべきでしょう。

鍛冶屋さんが倒れると徒党総崩れになりますので、鍛冶屋さんの代わりに死ぬんだ、くらいの感覚でいいと思います。鍛冶屋さんがピンチになったら命をかけて鍛冶屋さんを守る(そして可能な限り自分は死なない)ということが、武士道のボス戦での真価である、と思います。「武士道とは死ぬこととみつけたり」なんて言葉がありますが、命の張りどころを言っているのだと思います。



最後に総括。

侍というのは、アタック、サポート、盾、のどれもが可能な職です。

唯一できないのは技能を使っての回復くらい、と言い切ってもいいでしょう。

万能であるが故に色々求められる事も多いのですが、基本形は可能な限り徒党に貢献できる技能を入れることではないか、と考えます。スロットが余っているのならば、武器や鎧の耐久低下を防ぐ技能を入れてもいいでしょうが、そうでない場合は陣形や看破やみね打ち、釣り野伏せを入れるべきでしょう。

また、工夫次第によっては、術止めのためにみね打ちにいった武士道の直後に四連撃・改が入るように攻撃を入れたりとか(敵が痺れている場合は大ダメージを出すことが出来ます)、鬼気や我武者羅などの特化技能をうまく織り交ぜることで更に徒党全体が安定して狩りが出来るようにすることも可能となります。

武芸だから、武士道だから、ではなく、武芸だけど術止めは任せろ!とか、武士道だけど殴りますよ!とか、そういったことも、場合によっては必要となってきます。

自分の能力やスロット枠数に応じて何が出来るかを試行錯誤することも、侍の楽しみ方なのかもしれません。